- 今さらCLIで今さらRSSリーダー入門
はじめに
私は、大学生のころからRSSリーダーを使い始めました。 好きなブログや、はてなブックマークなどの情報をまとめて確認できるので気に入っていたのですが… 無料で使用できるRSSリーダーには以下のような、制限があります。 ガンガンと購読数を積み重ねた私は、制限に達してしまいました
| RSSリーダー | Feedly(無料版) | Inoreader(無料版) |
|---|---|---|
| 最大購読アイテム数 | 100 | 150 |
また、レスポンスの悪さもかなり気になってきました。 そこで、今回は新たな代替RSSリーダーとしてCLIで動作する Newsboat の利用を開始したので、こちらを紹介したいと思います。
Newsboatについて
Newsboat は Newsbeuter から派生したOSSプロジェクトでターミナルで動作するTUIになります。 Feedのダウンロードも(もちろんネットワーク依存ではありますが、)早く情報の取捨選択も楽に行なえます。
使用方法
インストール
brew install newsboatまたは
sudo apt install newsboatで可能です。
フィードの登録・削除
.newsboat/urls に、一行ごとに購読したいフィードを登録していきます。
以下のように、 スペースを開けて書いた文字がタグとして登録できます。
http://b.hatena.ne.jp/hotentry.rss "Hatena"削除するときは、ファイルからURLを削除するだけで可能です。
newsboat起動
newsboat コマンドを実行すると ~/.newsboat ディレクトリが生成されます。
未読・既読フィードの同期について
Dropbox等のサービスと連携することでデータベースの同期も可能です。 今まで使用していたFeedly/Inoreaderと比べてユーザー体験を損なうこともありません。
~/.newsboat/cache.db
をDropboxの同期フォルダに配置し、 ln コマンドでシンボリックリンクを貼っておけば問題ありません。
ln -s (path_to_dropbox)/cache.db ~/.newsboat/cache.dbNewsboat は使用中データベースにロックをかけるので、複数のターミナル、PCからアクセスしないようにしてください。
アクセスした場合や、同期に失敗するとデータベースの読込みに失敗し起動できなくなるので、その場合は ~/.newsboat/cache.db を削除してください。
ただし、スマホでRSSリーダーを利用していた方は要注意です。 Newsboatはスマホアプリがないので、私は次に書く方法を用いてスマホで記事を確認しています。
Pocketとの連携
Pocketは「あとで読む」の代名詞とも言える有名なサービスなので説明不要と思います 実は事前に登録した送信用メールアドレスから本文にURLを書いて送ると記事を追加することができます。
このメールで追加機能を newsboat のマクロ機能に割り当てて上げることで、キー操作でPocketに記事を追加することができます。
これを行うことで、スマホではPocketで気になった記事を読み、PC上で大量のフィードを処理することができます。
具体的には、~/.newsboat/script/save2pocket.sh に
#!/bin/bash
sendmail_with_url(){ local url=$1 local title=$2 echo ${url} | mutt -s $title add@getpocket.com}
main(){ sendmail_with_url $1 $2}
# url="$1"# title="$2"2 collapsed lines
main $1 $2として、保存します。
newsboatの設定ファイルである
~/.newsboat/config
(なければ作成してください)に
set bookmark-cmd "~/.newsboat/script/save2pocket.sh"bind-key ^B bookmarkbookmark コマンドに先程のスクリプトを登録し、フィードを選択し「Ctrl+B」を押せば、Pocketに記事が登録されます。 (Ctrl+Bはデフォルト設定です)
最後に
TUIアプリである newsboat は本当に動作が早く、情報の取捨選択を素早く行うことができます。